最近発売された話題の最新ゲーム!『ゴースト オブ ツシマ』!
対馬国が蒙古に襲われ、わずか80騎の武士団が対抗したという史実をもとに作られ…
オリジナルのストーリーや登場人物で、侍の戦いが繰り広げられます!
演出やカメラワークなどは黒澤明の映画を参考に作られており…
殺陣の動きは全く違和感なく
カッコイイのひと言!
メインミッションを中心に進めて、29時間かけての全クリでした…
サブストーリー含めると、もの凄いボリュームですよ!
そんな『ゴースト オブ ツシマ』を徹底解説レビューしていきます!
発売日 | 2020年7月17日 |
プラットホーム | プレイステーション4 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
発売元 | サッカーパンチプロダクションズ |
クリア時間 | 約29時間 |
ゲーム概要
ストーリー

時は13世紀後半ごろ、モンゴル帝国(蒙古)は近隣諸国の征服をするべく、次々と戦を仕掛けていた。
その戦火は日本にまで及び、日本侵攻の足掛かりとして対馬が狙われた。
冷酷な蒙古の将、コトゥン・ハーン率いる船団は、大勢の兵力を従え上陸する。
この侵略を防ぐため、対馬の武士団は果敢にも立ち向かう。
しかし…
多勢に無勢、それに加え、見た事もない兵略や兵器の前に、あえなく敗北。
対馬の地頭、志村は捕らわれ、島は蒙古に侵略されてしまう。
そんな戦場のさなか、ひとりの武士が生き延びた。
境井 仁
彼は、対馬を取り戻すため、伯父の志村を救い出すため、侍の誇りを捨て、あらゆる手段で戦う「冥人」となるのだった。
これが、ストーリーの冒頭部分になります。
単純に、「悪者の蒙古との戦い」と言う訳ではなく。
主人公の境井 仁が子供の頃から教え込まれてきた、侍としての誇りを捨てる苦悩
父親代わりの伯父との確執、仲間の裏切りなど、その時代特有の考え方を交えながら描かれています。
ゲームシステム

- 第三者視点のカメラワーク
- 景色の美しいオープンワールド
- 武器は「刀」だけではなく、「弓」や「暗器」などがある
- 装備は「鎧」はもちろん、「旅人」や「牢人」などがある
- 侍ならではの、一騎打ち
戦闘はかなり瞬間的な対応が必要で、相手の出方に合わせて「受ける」「いなす」「横に避ける」「飛んで避ける」などを判断しなくてはいけません。
一方、相手に気が付かれなければ、暗殺も可能で、様々な方法があります。
回復はかなりシンプルで、アイテムなどは無い。
ライフゲージ近くに、敵を倒したりする事で溜まる「気力」と言うゲージがあり、それを消費する事により、回復する事ができる。
「メニューを開いて、アイテムを選択して使う」という煩わしさが無く、いつでもワンボタン回復できて、戦闘のテンポが良いです。
ゲームの進行と共にできる事が増えていき、操作が複雑化していきます。
しかし、それも慣れて行くと「正々堂々と正面突破」や「気づかれる事なく暗殺」など自分好みの色んな戦闘方法ができようになります。
良きところ!
絶景オープンワールド

オープンワールドになっているので、馬でどこまでも駆けて行く事ができます。
その、どこもかしこが…
絶景です!!!
海も、山も、草原も、寺も、城も、すべてが奇麗です。
草原などは、色とりどりの花が咲き、山や寺は、紅葉に染まっています。
凄すぎて「今の季節はいったいいつなんだ?」と言う疑問を覚えてしまいすが…笑
一度は駆け回って頂きたいですね!
すごく気持ちがいいです!!!
一閃の如き戦闘

上記でも書きましたが、自分好みの戦闘方法が色々できるのですが…
爽快感が凄いです!
主な、戦闘の流れを言うと…
馬で駆けていると、蒙古の一団を見つける事があります。
そうすると、まず「一騎討」するかが選べます。
選ばなければ、そのまま無視して旅を続ける事もできますし
物陰に隠れて、「暗殺」を狙う事もできます。
近くに建物があれば、屋根から飛び降りざまに切り伏せたり、吹き矢で毒殺を狙ったり、爆竹で呼び寄せ、爆弾で一網打尽にしたりと…
レパートリーが豊富で面白いです!
一方、「一騎討」を選ぶと、名乗りを上げ、相手のひとりとガンマンの早撃ちのような、居合斬り勝負が始まります。
勝負に勝てば相手ひとりを倒す事ができますが、他の相手全員に気づかれた状態で、乱戦に入ります。
その後、物陰に隠れ続ければ、「暗殺」にも移行できますが…
押し通るも良し!
相手の武器によって有効な「型」があり、その「型」を変えながら、有利に戦ったりできます。
「暗殺」も「一騎討」も戦に勝利した時、違った爽快感があり
飽きの来ない戦闘が楽しめました!
映画のような演出

まずは、オープニングから凄かったです!
馬で、火矢と怒号の飛び交う戦場に突っ込むシーンがあるのですが、大迫力でした!
そんなシーンを上記でも書いた、絶景の中で繰り広げられるのは圧巻です!
そして、黒澤明の映画を考にしたであろうシーンもかっこよかったです!
刀に反射した光が鋭い眼光を照らし出すとか、風が吹き荒ぶススキ野原での決闘など、とてもカッコイイ演出でした!
しかも、黒澤明への敬意をこめて「黒澤モード」なるものまであります。
このモードにすると、白黒になり、フィルム映画の様な演出でプレイできます!
せっかく奇麗な景色の色が無くなってしまうので、私はほとんど使いませんでした…笑
良からぬところ…
物語の中だるみ

ボリュームがあるので、仕方ないのかもしれませんが…
ダレました!!!
ストーリーを大きく分けると、「前半」「後半」に分けられるのですが、この2つの展開が似ています。
終盤はさすがに、違った展開を見せるのですが…
それまでの展開は「またその展開か…」と思いました。
サブミッションが似てるのはまだしも、メインミッションが似てるのはちょっと気になるところでした。
敵の言葉が気になる

敵の蒙古が、主人公の境井 仁を発見するとこう叫びだすのです。
どうしようォォォ!!!
しかも、かなり連呼します。笑
もしかしたら、モンゴルの言葉が空耳で「どうしよう」に聞こえるだけかもしれませんが…
慌てふためいて、どうしたら分からず「どうしよう」と叫んでるように聞こえてしまいます。笑
しかも、弓兵は撃つ時に、気を付けるよう促すため、味方に掛け声をするのですが、その時も…
どうしようォォォ!!!
と叫びます。
いやいや、弓撃ってくださいよって突っ込みたくなります。笑
ある意味、ゲーム史に残るかなり面白い空耳かもしれません!!!
評価まとめ


ストーリーのダレはあるけど…戦闘は飽きがこない!!!
残念ながら、物語のダレがあるのは否めません…
しかし、絶景のなかを、馬で駆け回れたり、時代劇さながらのカッコイイ演出などが、とても素晴らしかったです。
和風のオープンワールドと言う珍しいジャンルも良かったと思いました。
今までやってきたオープンワールドと言えば、ほとんど洋風ですが、ひと味違うゲームに仕上がっています!
そして、私的に一番のお気に入りポイントは飽きがこない戦闘です!
簡単に回復できるなど、プレイへのストレスを軽減しながらも、多種多様な戦闘方法はやりごたえは十分!
これから、まだ残っているサブミッションを消化していくのが楽しみです。笑
と言う事で…
星3.5です!!!
もし宜しければ、参考にしていただければ幸いです。

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そして…
私のYouTubeチャンネル『ぺりのすちゃんねる』で、『ゴースト オブ ツシマ』のイベントを全て繋ぎ、まるで一本の映画ような動画を作りました!!!!
宜しければ、是非ご覧ください。
どうも。ゲーム大好きシバケンです!