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【サイレントヒル4】大幅モデルチェンジの意欲作!徹底解説レビュー!

サイレントヒル4
シバケン

どうも。ゲーム大好きシバケンです!

今回も、日本が世界に誇るホラーゲームのひとつ、サイレントヒルシリーズ

その中で、マンネリ化を防ぐためにも、大きくゲームシステムが変わったのが…

この『サイレントヒル4』!

独特な世界観や、陰惨なストーリー展開はそのままに、舞台背景や進行システムなど、いろんな面で大きくモデルチェンジしていました。

正直その変更点は、悪くはないんですが…

良くもなかったです。笑

そこら辺の感想も含めまして、レビューを書いていきたいと思います。

軽度のネタバレを含みますので、ご注意ください。

発売日2004年6月17日
売上シリーズ累計840万本
プラットホームPS2PS3(ゲームアーカイブス)
ジャンルホラーアドベンチャー
発売元コナミ
クリア時間約5時間

ゲーム概要

ストーリー

ヘンリー・タウンゼントは、サウスアッシュフィールドハイツ302号室に、2年前から住み始めた。

特に不自由な事も無く、ヘンリーはこの生活を気に入っていた。

しかし、5日前から異変が起き始めた。

毎晩悪夢を見るようになり、そして部屋から出られなくなってしまった

ドアは、なぜか内側から何重にも鍵がかけられ、窓や壁も壊すことができず、電話も通じない。

そして突如、浴室の壁に巨大な穴が開いた。

ヘンリーは、この奇妙な穴を通じて部屋からの脱出を試みる、そこには信じられない異世界が広がっていた。

これが、プロローグとなっています。

この「部屋から出られなくなってしまった」という導入が、シンプルなのにとても興味を引きますよね!

そして、ここが従来のサイレントヒルシリーズと大きな違いのひとつでもあります。

今までは、サイレントヒルという街を中心に、ストーリーが展開していましたが…

サイレントヒル4』は『サウスアッシュフィールドハイツ302号室』を中心にトーリーが進行していきます。

サイレントヒルとは直接的な関係が殆ど無く。外伝的な内容となっています。

なので、従来のサイレントヒルシリーズを知らなくても、ストーリーが分かる内容でした。

ゲームシステム

新規システムや他シリーズとの変更点

  • 第三者視点&一人称視点のカメラワーク
  • ステージクリア方式でストーリーが進行
  • 移動操作が2Dで固定
  • 体力の可視化
  • 無敵時間のある溜め攻撃
  • ステップ回避
  • アイテム所持数に上限
  • 自室にアイテムボックス完備
  • ラジオとライトは無し

たくさんの新規システムや変更点がありますが、一番大きかったのは…

ステージクリア方式でした!

従来のサイレントヒルシリーズでは、次々とマップや施設を移動して行きましたが…

サイレントヒル4』では部屋にできた穴から異世界に行き。

脱出への糸口や、真相を探索して一区切りすると、ステージクリアで自室に帰還。

そしてまた穴に入り、別の異世界を探索しに行く、という流れです。

また、異世界の道中にも穴があり、途中で自室に戻ってセーブやアイテム整理、体力の回復などが出来ます。

ここが凄い!

狂気のストーリー

もはや伝統とも言える、陰惨なストーリーは『サイレントヒル4』でも健在!

狂気と切なさを帯びたそのストーリーは、とても良かったです。

特に良かったのが、ストーリーに深くかかわってくる『ウォルター・サリバン事件』。

その事件の内容が、なかなかの狂いっぷりでした!

連続殺人事件なのですが、殺された人数は何と10人

しかも、死体には意味不明な特徴があります。

どの死体にも、鋭利な刃物で彫られたであろう数字の羅列があり、心臓を抜き取られているのです!

さらには、心臓を抜き取った傷口をわざわざ縫い合わせて、傷口を塞ぐとゆう狂いっぷり!

しかし、10人目で犯人のウォルター・サリバンが捕まり、何と独房でスプーンを喉に突き刺して自殺。

事件は終わったかのように見えたのですが…

ウォルター・サリバンが自殺して2年後、また数字の羅列が彫られた死体が出てきてしまうのです。

事件は終わってなかったのか?

模倣犯の犯行か?

事件の謎が深まる中、異世界でヘンリーは見つけてしまうのです。

数字の羅列が彫られた死体を…

今までと違う恐怖

サイレントヒルシリーズの「敵」と言えば、得体の知れない怪物が定番ですよね。

しかし、『サイレントヒル4』では怪物に加え『ゴースト』と言う敵が現れます!

名前の通りふわふわ浮いていて、人間の姿をした幽霊なのですが…

絶対に倒す事ができません!

しかも、高速で移動する上に、壁や床を抜けて追いかけて来ます。

さらに、近づくだけでダメージをくらってしまうとゆう恐ろしい敵です。

従来のサイレントヒルシリーズでは、武器が揃ってくると強くなりすぎて、敵への恐怖が薄れがちでした。

しかし、『サイレントヒル4』は、終始『ゴースト』が出てくるので、最後まで敵に怯える恐怖が味わえました。笑

しかも、この『ゴースト』も上記で書いた『ウォルター・サリバン事件』に関係があったりします…

実は、『ウォルター・サリバン事件』で殺された人間達なのです!

しかも、一人一人にちゃんと名前や殺された経緯があったりします。

ヴィクティム07+08

サイレントヒルシリーズではお馴染みの、得体の知れない怪物達なのですが…

今作『サイレントヒル4』の中でも、ひと際目立つクリーチャーがいました!

その名も…

ヴィクティム07+08

上記の画像のように、見つかるとボソボソ何かを呟きながら、指さしてくるんですよ…

そして、この異様ないでたち!

子供の顔が2つ付いていて、下半身は無く、巨大な腕で走って来て襲い掛かってきます。

初めて会った時は、かなり怖かったです。笑

この異様ないでたちには、ちゃんとした理由があります。

ヴィクティムの意味は被害者。

つまり『ヴィクティム07+08』とは、『ウォルター・サリバン事件』の7番目と8番目の被害者の事を指しています。

そして、7番目と8番目の被害者は小学生の仲の良い兄妹なのです。

2人は斧で殺されており、妹に至っては頭以外の体は見つかりませんでした。

このことから、2人が合体した姿『ヴィクティム07+08』のような怪物になったのです。

ちょっと気になる…

銃が弱すぎて邪魔

大幅モデルチェンジで一番被害にあったのが『』でしょう。

新しいシステム『打撃武器の溜め攻撃』を使ってほしかったのか…

打撃武器は種類が多く、威力も高いし、無限に使えるのに対し

は2種類しかなく、威力はそこそこ、もちろん弾が無ければ使えません。

そして、この弾がすごく厄介です!

上記でも書いたように、持てるアイテム所持数には、上限があり最大10個しか持てません。

しかし、弾は1マガジンで1枠使ってしまうのです。

なので、『』を使うには、『』自体で1枠、弾を持ち込むのに何枠も使わなければならず、とても持ち物を圧迫します。

しかも、1マガジンで倒せる敵はよくて2~3体くらい…

持ち物いっぱいに弾を持ったとしても、直ぐに弾切れになります。

メリットは遠距離攻撃なのに火力不足で倒しきれずに弾切れ…

結局、近づいて『打撃武器』で殴りに行くなんてしょっちゅうでした。

ストーリーの後半では『』をアイテムボックスから出さなくなり、道中で手に入る弾も邪魔なだけなので、拾いもしませんでした。

それでも、何不自由なく全クリできてしまうので…

『銃』の存在って…いったい…笑

同じマップに飽きる

サイレントヒル4

実は、ストーリーの前半で行ったほとんどのマップに、後半でまた行く事になります。

色々と、様子が変わっていたり、新しい敵の配置だったりと工夫はあるのです。

しかし、使いまわし感は否めないし…

やっぱりワクワク感は薄れます。

「この先には、いったい何が待ち受けているんだろう」が無くなちゃいましたね。

マップ自体の構造は変わらないので、同じところをまた探索するのは、やっぱり飽きが来ました。

評価まとめ

星3.0
シバケン

意欲を感じるサイレントヒル外伝!!!

サイレントヒル特有のストーリーや雰囲気を残しつつ、大きくシステムを変えた作品でした。

ストーリーや雰囲気は今まで道理、良く仕上がっていたと思います!

しかし、システムに関しては「良くなった」とゆう印象はあまり受けず。

「やりずらい」と感じる場面が、多かった気がします。

ただ、『サイレントヒル4』から始めた人であれば、特に問題なくプレイできる作品だと思います

そこらへんも含めまして、私の評価は…

星3です!!!

宜しければ、参考にしてみて下さい。

そして…

私のYouTubeチャンネル『ぺりのすちゃんねる』では『イレントヒル4』の分かりやすい解説動画を作成中です!

完成したら、URLを貼りますので、その際は是非ご覧ください!

シバケン

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